「集客のために“他と違う強み”を言いたいけど、自分では見つけられない…」
そんな声をよく耳にします。
自分で自分の強みってなかなか見つけられないですよね。
でも、実はそのヒントはあなた自身ではなく、お客様の声の中にあるのです。
今回は、業種別に「お客様の本音を引き出す質問例」をご紹介します。
あなたの独自の強みを見つけるヒントになりますように。
なぜ“質問”が大切なのか?
「いいサービスですね」だけでは、残念ながら差別化にはなりません。
本当に選ばれる理由は、“技術”や“価格”ではなく、
お客様が感じた“気持ちの変化”や“共感”に宿っているのです。
そしてその感情は、あなたが発したものではなく、
お客様の言葉として返ってくる中にこそ、あなたの独自の強みのヒントがあります。
業種別|お客様の本音を引き出す質問例
ピラティススタジオの場合
ピラティスのUSPを見つけるには、「なぜこのスタジオを選んだのか?」に直結する
“本音”や“感情”にアクセスする質問が効果的です。
【1】お客様の悩み・背景を深掘りする
- どんな悩みや目的があって、ピラティスを探しましたか?
- 通う前、どんなことに不安や迷いがありましたか?
- 他のスタジオではなく、なぜここを選びましたか?
【2】変化や効果を聞く
- ピラティスを続けて、どんな変化がありましたか?
- 一番うれしかった実感は?
- ご家族や友人から、何か言われましたか?
【3】スタジオや講師の印象
- このスタジオのどんなところが合っていると感じましたか?
- インストラクターとのやり取りで印象的だったことは?
- 他と比べて、違いを感じた点は?
【4】ひとことで表すと?
- ひとことで言うと、このスタジオはどんな場所ですか?
- まだ知らない人に伝えるなら、なんと言いますか?
ネイルサロンの場合
ネイルは「技術」だけでなく、
接客・空間・気分の変化がリピートにつながります。
【1】来店前の気持ちを聞く
- どんなきっかけでネイルをしたくなりましたか?
- このサロンを選んだ理由は?
- 他のサロンで満たされなかったことはありましたか?
【2】施術後の変化を聞く
- ネイル後、どんな気持ちになりましたか?
- 周囲の反応はどうでしたか?
- このネイル、どんな場面で見せたいですか?
【3】技術・空間・接客の印象
- リラックスできた理由は?
- 技術や仕上がりの感想は?
- 担当者の接客でうれしかったことは?
【4】リピートや紹介の理由
- また来たいと思ったのは、なぜですか?
- どんな人に紹介したいと思いますか?
- 一言で表すと、どんなサロンですか?
リラクゼーションサロンの場合
リラクゼーションでは、施術そのものよりも、
「癒し」や「安心感」など感情面の変化が鍵になります。
【1】来店のきっかけを聞く
- どんなときに「もう疲れた…」と感じてサロンを探しましたか?
- 身体や心に不調はありましたか?
- 他サロンと比較して、ここを選んだ理由は?
【2】施術中・施術後の変化を聞く
- 気持ちや身体に、どんな変化がありましたか?
- どの瞬間に「癒された」と感じましたか?
- 終わった後、どんな気持ちになりましたか?
【3】空間や接客の印象
- サロンの雰囲気はどう感じましたか?
- 声のトーンや話し方で、安心できた点は?
- お部屋・香り・音など、印象に残ったことは?
【4】通いたいと思った理由
- また来たいと思った決め手は?
- このサロンを勧めたい相手はどんな人ですか?
- 一言で表すなら、どんな場所ですか?
質問は「絆」を深める第一歩
お客様に丁寧に質問を重ねることで、
“選ばれる理由”がはっきりと浮かび上がってきます。
そしてその言葉は、ブログ・LP・SNS・チラシなど、
あらゆる発信で活かせる“共感を呼ぶコピー”になります。
試してみてくださいね!