会計ソフト、何を選んだらいいの?初心者におすすめは?

「青色申告がいいってわかったけど、帳簿ってどうやってつけるの?」
「会計ソフトって色々あるけど、何が違うの?」

そんな悩みをよく聞きます。
起業したばかりの女性にとって、“経理”は苦手意識が強い分野のひとつ

私自身、どれを使ったらいいか迷って、
弥生会計オンライン
マネーフォワードクラウド
freee
全部試してみました!

私自身の使ってみた感想になりますが、
簿記の知識や会計がある人は、弥生会計オンライン・マネーフォワードクラウド
簿記の知識がない人や専門用語がわからない人はfreee
と思っています。

それぞれ比較してみて、あくまで私のおすすめポイントを書いています。

会計ソフトを選ぶときの参考にしてくださいね!

会計ソフトを選ぶときの3つのポイント

まず、会計ソフトを選ぶときの3つのポイントについて

簿記の知識はある?ない?

簿記の知識があるかないか、会計ソフトによっては、簿記の知識がある人は使いやすいという特徴があります。

私個人の意見としては、

簿記の知識がある人は、マネーフォワードクラウド

簿記の知識がない人は、freee、弥生会計オンライン

ただ、弥生会計オンラインも簿記の知識があった方が使いやすい箇所もあります。

あとは、慣れるまで大変なので、基本操作の動画や、サポート体制も確認したほうがいいですね。

どの会計ソフトも一番安いプランの場合、サポートがあまり充実していないような印象です。

スマホでも入力がしやすい?レシート撮影の枚数は?

スマホでも入力がしやすいかどうかも選ぶときの参考にしましょう

どの会計ソフトもアプリがあり、アプリでレシート撮影ができます。

レシート撮影の機能は、経費を払ったらすぐにレシート撮影をすると、後からまとめて入力するということが亡くなります。

レシート撮影で取り込んだレシートは、処分してもOKです。
これまで、税務調査が来た時のためにレシートや領収証の保管は7年間しないといけなかったのですが、
電子帳簿保存という法律ができて、データとして保存すると、現物の保管の必要がなくなりました。

なので、このレシート撮影の機能が使えると本当に便利です!

口座連携はどこまでできる?

口座連携も、会計ソフトの入力の手間を減らすために使いたい機能です。
口座連携ができる金融機関や〇〇ペイなどは会計ソフトによっても違うので、この点もチェックしましょう。

会計業務を楽にするためには、少しでも手入力を減らすことがポイントになります。

会計ソフトの特徴

弥生会計

弥生会計の場合、簡単入力画面と仕訳入力画面があります

弥生会計の簡単入力画面

簡単入力画面は、簿記の知識がなくても入力ができるようになっています。

弥生会計の仕訳の入力画面

仕訳の入力画面は、簿記の知識が必要になります。

あとは、スマート取引で、銀行口座やクレジットカードとの連携もできるようになっています。
ただし、スクエアなどの決済システムとの連携はできないようなので、決済システムを使っている人はいったんCSVをダウンロードする必要があるのが手間になります。
スマホでレシートを取って読み込ませる機能もあります。

請求書を作るのは「Misoca」と契約が必要です。

請求書を作ることが多い人は、自分でエクセルで作るか、「Misoca」と契約をする必要があります。

マネーフォワードクラウド

マネーフォワードクラウドの入力画面はこんな感じです

仕訳から入力する場合はこんな画面です

弥生会計に比べると、少し、難しい感じですね

そのほか、
スマホでレシートを撮影して入力も〇
請求書も作ることができます

freee

freeeの入力画面はこのような画面です

シンプルで、簿記の知識がない人でも入力がしやすい画面です。

あとは、スマホでレシートを撮影して入力も簡単

請求書も作成することができます。

弥生会計オンラインマネーフォワードクラウドfreee
費用が安い
簿記の知識が少しあるといい
補助科目があるので、細かい管理ができる
簿記の知識があると使いやすい
簿記の知識がなくても操作がしやすい
銀行やクレカとの連携はOK
決済システムは△
口座連携OK口座連携OK
請求書を発行したい人は別契約請求書の発行OK請求書の発行OK

料金

弥生会計オンライン

セルフプランベーシックプラントータルプラン
初年度無料
年間 10,300円+税
初年度無料
年間 17,250円+税
年間 30,000円+税
サポートサポートなしメール・チャット
電話(上限あり)
メール・電話・チャット
確定申告書作成
口座連連携

詳細は弥生会計オンライン

マネーフォワードクラウド

パーソナルミニプランパーソナルプランパーソナルプラスワン
年払 10,800円+税年払 15,360円+税年払 35,760円+税
サポートメール・チャットメール・チャットメール・電話・チャット
確定申告書作成
口座連連携
レシート撮影月15件まで月30件まで月100件まで

詳細はマネーフォワードクラウド

freee

スタータースタンダードプレミアム
年払 11,760円+税年払 23,760円+税年払 39,800円+税
サポートメール・チャットメール・チャットメール・電話・チャット
確定申告書作成
口座連連携
レシート撮影月5件まで〇(月10GBまで)〇(月10GBまで)

詳細はfreee

それぞれ、料金と機能を比較してみましたが、
どの会計ソフトも無料で使える期間があるので、一回使ってみるのもいいです

料金プランも最初は一番安いので契約して、必要があればアップグレードしてもいいと思います。

私も最初は、freeeのスタータープランでしたが、レシート撮影の枚数を増やしたくなったので、今はスタンダードプランにしています。

まずは一回使ってみて、自分に合ってそうかどうか判断して
必要であればアップグレードでいいかなと思います(*^^*)

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