「ビジネスが赤字続きだけど、夫が働いているから生活はなんとかなるし…」
そんな風に思っていませんか?
でも、赤字がずっと続くということは、家計からビジネスにお金を出し続けているということ。
つまり、夫からもらった生活費をあなたのビジネスに使ってしまっていること!
これ、実はとても危険な状態なんです。
赤字が続くとどうなるの?
家計が圧迫される
事業用の支払いを生活費から補填していると、家計の貯金がどんどん減っていきます。
気づいたら「生活もギリギリ…」というケースは少なくありません。
事業の継続が難しくなる
赤字が続くと、必要な投資(広告・設備・仕入れ)もできません。
赤字を抜け出すチャンスがどんどん先延ばしになってしまいます。
毎月赤字、ギリギリの状態ではやりたいことや改善したいことがあっても手を打てません。
その結果、売上も利益も伸びないという状況に陥ってしまいます。
そんな赤字の悪循環から抜け出すことができなくなり、廃業という結果に…

税務調査の対象になることも
ずっと赤字が続くと、「本当に事業として成立しているの?」と
税務署から疑問を持たれることもあります。
個人事業主の場合、事業と家計の区別があいまいだと特に要注意です。

「夫が働いているから大丈夫」はNG!
「夫が働いてくれているから大丈夫」
「なんとかなる」
そんな感じで、家計に頼り続けている場合は、長い目で見るととても危険です!
- 夫の収入が減ったらどうする?
- 将来の教育資金や老後資金は確保できている?
- ビジネスが伸びないまま年数だけ経ってしまわない?
今は何とかなっているかもしれませんが、
お子様の教育費がかかる時期になってお金がなかった!
老後のお金が足りなくなってしまった!
将来本当にお金が必要な時に、お金がないという事態にも!

今できる3つの対策
そうなる前に、今からできる3つの対策をしましょう!
家計と事業のお金をしっかり分ける
家計と事業のお金をごちゃまぜにしていると、
何にお金を使っているのかがわかりにくくなり、
「利益が出ているか?赤字なのか?」がわからなくなってしまいます。
そうなると、正しい判断ができなくなってしまいます。
家計のお金と事業のお金は「混ぜるなキケン!」
- 事業用の口座とクレジットカードを用意し、生活費とはしっかり区別
- 家計から事業用のお金を持ち出さない
家計と事業のお金は「混ぜるなキケン!」です!
これを意識して、お金を整えていきましょう!
お金の流れを見える化する
売上・経費・利益を数字で把握することが第一歩です!
書き出してみると、無駄な出費や改善できるポイントが見えてきます。
- 毎月の売上はいくら?
- 経費は何にいくら使っている?
- 利益(売上ー経費)はいくら残っている?
まずは売上と経費、利益はいくらを毎月確認するようにしましょう!
これができるようになったら、
- 売上の入金がいつ入ってくるのか
- 毎月支払う費用はいつ引き落しがあるのか
ここまで把握できるようになると、お金の流れが見えてくるようになります!
黒字にするための行動を考える
赤字になっている原因がわかったら、改善する方法を考えましょう!
- 経費が多すぎる→無駄な支出がないか見直す
- 単価が安すぎる→値上げ・メニューの見直し
- 集客が足りない→見込み客との接点を増やす
赤字が続いていたら、これまでのビジネスのやり方に問題がないか、見直してみる必要があります。
なんとなく価格設定をしてしまっていたり、
集客のコンサルを受けて結果が出ていなかったり、
固定費がかかりすぎていたり、
見直しができるところから、見直していくようにしましょう。
大変でも、このままずっと赤字を放置することのデメリットについて一度考えてみてください。

まとめ
赤字を黒字にするために、
- 家計と事業のお金を分ける
- お金の流れを見える化する
- 改善ポイントに優先順位をつける
この3つが大切…とお伝えしましたが、
「一人ではできそうにない…」
「やり方は分かったけど、数字を整理するのが苦手…」
「正直、もうどこから手をつけていいか分からない」
そう感じている方も多いはずです。
そんな方のために、**「経理と家計を整えるサポート」**をご用意しています。
このサポートでは、
- 事業と家計のお金をしっかり分けて管理
- 通帳・クレジットカード・レシートを整理
- 今の状態を数字で“見える化”
- 赤字から抜け出すための改善ポイントを一緒に確認
を、マンツーマンでサポートします。
赤字から抜け出せずに、事業を続けられなくなってしまう前に
お金が残る仕組みを作りましょう!

この記事を書いた人
新田真由美
起業女性のお金のパートナー。
家計と事業のお金の整理が得意で、
赤字から黒字へ、安心して仕事を続けられる仕組みづくりをお手伝い